FX相場分析ラボ

ホーム › 基礎知識 › ECB参照レートで何が測れて、何が測れないか

ECB参照レートで何が測れて、何が測れないか

使っているデータの正体

当サイトの数値はすべて、欧州中央銀行(ECB)が公表する参照レートです。

  • 1日1回、中央ヨーロッパ時間の午後に公表
  • 無料・登録不要・商用利用可
  • 主要通貨を網羅

FXの分析記事で使われるデータとしては珍しい部類です。多くは業者のレートやMT4/MT5のヒストリカルデータを使います。

なぜこれを使うのか

誰でも同じ数字を再現できるからです。

業者のレートは業者ごとに微妙に違い、読者が同じ数字を確かめられません。ECBの参照レートなら、読者が自分でAPIを叩けば記事とまったく同じ値が出ます。検証可能性を優先しました。

測れないもの

ここが一番重要な部分です。

測れる測れない
日々の終値ベースの変動日中(ザラ場)の高値・安値
期間の方向性その日の値動きの荒さ
通貨ペア間の比較スプレッド・約定価格
週次・月次の傾向数分〜数時間の動き

1日1本しか値がないので、その日の中で何が起きたかは原理的に分かりません。

朝に大きく下げて夕方に戻した日と、一日中ほとんど動かなかった日は、このデータ上では区別がつきません。どちらも「前日比ほぼ変わらず」として記録されます。

だから扱わないこと

この制約から、当サイトでは以下を扱いません。

  • スキャルピング、デイトレードの時間軸
  • 指値・利確幅・損切り幅の具体値
  • 「今日の値動き」の解説

**日足より短い話は、このデータでは書けません。**書いている媒体があれば、別のデータを使っているはずです。

この先で扱うこと

  • 参照レートと業者レートの差 — 実際に比較するとどれくらい違うか
  • 公表時刻の罠 — 「7月19日のレート」が指している時点はいつか
  • 週末・祝日の扱い — データが飛ぶ日をどう処理するか
  • このデータに合う分析テーマ / 合わないテーマの一覧
  • 取得スクリプトと、欠損日の埋め方

免責:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言・売買推奨ではありません。金融商品取引法上の投資助言業として登録された事業ではありません。掲載する手法・ツールは分析を補助するものであり、利益を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。