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方向性比とは何か|自分で作った指標の、作り方と限界
2026/7/19
定義は1行
方向性比 = |始点から終点への変化| ÷ 変動幅
これだけです。移動平均もオシレーターも使いません。必要なのは期間の始値・終値・最高・最低の4つだけ。
なぜこの形なのか
同じ値幅を動いても、行って戻ってきたのか、一方向に進んだのかで意味が違います。それを1つの数字にしたかった、というのが出発点です。
| 動き方 | 変動幅 | 変化 | 比 |
|---|---|---|---|
| 行って戻った | 大きい | 小さい | 小さい |
| 一方向に進んだ | 大きい | 大きい | 大きい |
比が小さければ往復が優勢、大きければ片道が優勢。それ以上の意味はありません。
今日の値
| 通貨ペア | 変動幅 | 変化 | 方向性比 |
|---|---|---|---|
| USD/JPY | 0.97% | +0.69% | 0.72 |
| EUR/JPY | 1.44% | +0.42% | 0.29 |
| EUR/USD | 1.12% | -0.28% | 0.25 |
この指標が使えない場面
先に限界を書きます。ここを理解せずに使うと必ず誤読します。
① 日中の値動きが分からない 使っているのはECBの日次参照レート(1日1本)。ザラ場の高値安値は含まれません。日足より短い時間軸には一切使えません。
② 期間の取り方で値が変わる 30日と60日では違う値になります。どちらが正しいということはなく、見たい時間軸に合わせて決めるしかありません。
③ 大きさを教えてくれない 比が0.72でも、変動幅が0.1%なら実質的にはほとんど動いていません。比と変動幅は必ずセットで見る必要があります。
この先で扱うこと
- 閾値の決め方 — 0.5 / 0.25 という区切りをどう検証して調整するか
- 比が同じでも中身が違う2パターン — 分子と分母の開き方
- 他の指標との関係 — 何と重複していて、何を補っているか
- この指標を使ってはいけない3つの状況
- 計算スクリプト(全文)と、期間を変えて検証する手順
免責:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言・売買推奨ではありません。金融商品取引法上の投資助言業として登録された事業ではありません。掲載する手法・ツールは分析を補助するものであり、利益を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。