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Claude Codeで、自分専用の環境認識ツールを3分で作る

この記事のスタンス

先に断っておきます。この記事は相場予測を提供しません。「ドル円は上がる」「ここで買え」といった話は一切出てきません。

渡すのは道具と手順だけです。あなたの環境で動かし、あなたのデータで、あなたが判断する。そのための分析環境をゼロから作ります。

なぜそうするのか。理由は単純で、予測は当たったかどうかしか残らないからです。当たれば嬉しい、外れれば終わり。次も誰かに聞くことになります。

一方で分析の手順は、当たっても外れても手元に残ります。次から自分で回せる。売る側としても、外れて嘘になることがない。双方にとって、こちらのほうが誠実な取引だと考えています。

環境認識は「3つの質問」に分解できる

チャートを開いて最初にやることは、売買判断ではありません。いまがどういう状態かを言葉にすることです。

これは3つの質問に分解できます。

  1. どの時間軸で見ているか — 4時間足の上昇は、5分足では下落の途中かもしれない
  2. レンジかトレンドか — 同じ形でも、この判定で意味が正反対になる
  3. 直近の高値・安値はどこか — 判断の基準点。ここが曖昧だと全部曖昧になる

熟練者はこれを無意識に数秒でやります。慣れないうちは、毎回明示的に言語化するほうが確実です。そして言語化は、機械にやらせることができます。

作るもの

やることは、この3つの質問への答えを毎朝自動で出力させる環境づくりです。

価格データ取得 → 環境認識の3項目を判定 → 要約を出力

判断そのものは自分でやります。機械にやらせるのは、判断材料を毎回同じ形式で並べるところまで。ここを固定すると、日によって見落とす項目がなくなります。

準備(無料の範囲でできます)

必要なものは2つだけです。

① Claude Code(またはお使いのAIエージェント)

② 価格データの取得元

有料のAPIは要りません。無料で使える公開データで十分です。たとえば為替であれば、日次データは公的機関や無料APIから取得できます。

mkdir -p ~/market-lab && cd ~/market-lab

作業フォルダはこれだけです。

動作確認

まずデータが取れるところまで確認します。ここが通れば、あとは加工するだけです。

curl -sL "https://api.frankfurter.app/latest?from=USD&to=JPY"

こう返ってくれば成功です。

{"amount":1.0,"base":"USD","date":"2026-07-17","rates":{"JPY":162.35}}

-L は必須です。付けないと 301 Moved Permanently が返ってきて、次の手順で JSON のパースに失敗します。

このAPIは無料・登録不要・商用利用可です。まずはここまで動かしてみてください。

ここまでで分かること

  • 環境認識は3つの質問に分解できる
  • 分解できるものは、毎回同じ形式で自動出力できる
  • データ取得は無料で始められる

ここまでが準備です。この先で、実際に動くスクリプト一式と、毎朝3分で回すための運用手順を渡します。

具体的には:

  • 過去データを取得してレンジ / トレンドを機械的に判定するスクリプト(そのまま動きます)
  • 複数時間軸を同時に並べて矛盾を検出する仕組み
  • Claude Codeに渡す分析プロンプト集(そのままコピーして使えます)
  • 毎朝3分で回すための自動実行の設定
  • 判断を記録して振り返るためのログ設計

免責:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言・売買推奨ではありません。金融商品取引法上の投資助言業として登録された事業ではありません。掲載する手法・ツールは分析を補助するものであり、利益を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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