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方向性比0.72をどう分解するか|「トレンド」と出た日に、次に見る3つのこと

今日の数字

通貨ペア期間最高期間最低変動幅変化方向性比判定
USD/JPY162.710161.1500.97%+0.69%0.72トレンド
EUR/JPY185.990183.3501.44%+0.42%0.29中間
EUR/USD1.1471.1341.12%-0.28%0.25レンジ

数値の定義:ECBが1日1回公表する参照レートを使用しています。「期間最高/期間最低」はその期間の日次レートの最大・最小であり、日中(ザラ場)の高値・安値ではありません。

「トレンド」と出ても、まだ何も決まっていない

USD/JPY の方向性比が 0.72 で「トレンド」と出ました。

ここで多くの人が止まります。判定が出たことで、何かが分かった気になるからです。でも実際には、この時点で決まっていることは一つもありません。

方向性比の定義はこれだけです。

方向性比 = |始点から終点への変化| ÷ 変動幅

**行って戻ってきたなら小さく、一方向に進んだなら大きくなる。**それだけの指標です。「トレンド」というラベルは、この比が閾値を超えたという事実の言い換えにすぎません。

3つ並べると、初めて意味が出る

単体では意味が薄い数字も、横に並べると情報になります。

今日の3ペアを見ると、円が絡む2ペアと、絡まない1ペアで様子が違います。

  • USD/JPY … 0.72(方向性あり)
  • EUR/JPY … 0.29(中間)
  • EUR/USD … 0.25(方向感なし)

EUR/USD に方向感がなく、EUR/JPY が中間で、USD/JPY だけが 0.72。この並びから読めることがあります。ただし**「読める」と「判断できる」は別**です。

この記事で扱うこと

ここから先は、この数字をどう分解して、判断できる状態まで降ろすかの手順です。

相場がどう動くかは書きません。書けませんし、書いたところで明日には無価値になります。書くのは、明日も明後日も同じ手順で回せる分解の仕方です。

  • 方向性比0.72の内訳を開く — 0.97%の変動幅と+0.69%の変化を、どう読み分けるか
  • 確認する3項目 — この形のときに必ず見るもの
  • 3項目が揃わないときの見送り基準 — 「分からない」を判断として扱う方法
  • 損切り位置が決められないときの、判断の降ろし方 — ここが決まらない日にどうするか
  • 今日の記録シート(記入済みの実例つき)

免責:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言・売買推奨ではありません。金融商品取引法上の投資助言業として登録された事業ではありません。掲載する手法・ツールは分析を補助するものであり、利益を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。