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3通貨ペアを横に並べて読む|1本では見えないものを見る手順
2026/7/19
1本だけ見ても、たいてい分からない
USD/JPY の方向性比が 0.72 だった、という情報だけを渡されても、判断材料としてはほぼ使えません。比較対象がないからです。
0.72 が高いのか低いのかは、他と並べて初めて分かります。並べる相手は2種類あります。
- 他の通貨ペア(横の比較)
- 過去の同じペア(縦の比較)
この記事では横の比較を扱います。
今日の3ペア
| 通貨ペア | 変動幅 | 変化 | 方向性比 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| USD/JPY | 0.97% | +0.69% | 0.72 | トレンド |
| EUR/JPY | 1.44% | +0.42% | 0.29 | 中間 |
| EUR/USD | 1.12% | -0.28% | 0.25 | レンジ |
3ペアの選び方には理由がある
この3つは適当に選んでいません。互いに構成通貨を共有している組み合わせです。
USD/JPY … USD と JPY
EUR/JPY … EUR と JPY
EUR/USD … EUR と USD
3つのペアに、USD・JPY・EUR がそれぞれ2回ずつ登場します。閉じた三角形になっているため、1つの通貨に何か起きていれば、それが絡む2つのペアに現れるはずだ、という読み方ができます。
無関係なペアを3つ並べても、この読み方はできません。
今日の並びから言えること
EUR/USD が 0.25(方向感なし)。EUR/JPY が 0.29(中間)。USD/JPY だけが 0.72。
円が絡む2ペアと、絡まない1ペアで様子が違うという事実が読めます。ここまでは観察です。
ここから先、この並びをどう解釈し、どこまでなら言えて、どこからが言い過ぎなのか——その線引きが、実際には一番難しい部分です。
この先で扱うこと
- 三角形の読み方 — 3ペアの組み合わせから、どの通貨に要因がありそうかを絞る手順
- 言えることと言えないことの境界 — 観察から解釈へ進むときに踏み外しやすい点
- 並びのパターン分類 — 実務で出てくる4つの型と、それぞれで次に見るもの
- 横の比較を自動化する — 3ペアを毎日同じ形式で出すスクリプト
- 今日の並びを分類した記入例
免責:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言・売買推奨ではありません。金融商品取引法上の投資助言業として登録された事業ではありません。掲載する手法・ツールは分析を補助するものであり、利益を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。